社会人生活

花婿目線で結婚式を総括してみた

swao

■このジャンルを書く動機

日本における結婚は、基本的に男女1:1で成立する。にもかかわらず、結婚式関連の情報メディアは、なぜかほぼすべて女性向けに作られている(と思う)。たとえば、ゼクシィに載っている情報はかなり断片的で、全体を体系的に把握できるような構成にはなっていない。女性の頭の構造に合わせているのか、それぞれの情報を断片で記憶できてしまうのが本当に不思議だ。

一方、男の脳はそうはいかない(少なくとも私は無理だった)。断片情報がパラパラと落ちてきても、「で、結局どうすればいいの?」となる。そんな「結婚式の準備を始めたての自分」が、当時ぜひ読んでおきたかった「花婿向け結婚式マニュアル」として、このノートをまとめることにした。


■筆者と妻について

:29歳男性。都内在住の店舗内装会社の営業マン。年収は500万円くらい。結婚式に反対とまではいかないが、無駄に高い買い物は避けたい派。できれば式はそこそこにして、余ったお金で家電を揃えたい。趣味はDIY。コスパと実用性を愛する堅実人間。

:同じく29歳。私と同じ会社のデザイナー。結婚式は昔からの夢で、イベントごとが大好き。ビジュアルへのこだわりや、独自のアイデアも豊富に持っており、式の準備ではいろんな意味でエンジン役。


■結婚式に向けての大まかな流れ

女性たちは、誰かが結婚すると、友人間で自然と結婚の流れについて話すらしく、だいたいのフローが頭に入っている。一方、男同士で「俺、結婚するわ」と言っても、「お〜まじか、おめでとう〜」で会話は終了。その結果、いざ自分が主役になったときに、結婚式までの流れを全く把握しておらず、困る(私は困った)。

結婚までの大まかなステップは、ざっくり以下の5つ:

  1. プロポーズをする
  2. 両家顔合わせをする
  3. 入籍届を出しに行く
  4. 結婚式場を探して申し込む
  5. 結婚式を行う

こうして書くとシンプルだが、実際この5ステップだけで約2.1兆円の市場と、36万人の雇用人口が動いている(2021年リクルート調べ)。2.1兆円といえば、日本のパン市場とほぼ同規模。そう考えると、この5ステップ、かなりの大事業である。

というわけで、次章からはこの「結婚パン並み大事業」の一つひとつを、男目線で、わかりやすく、実体験をもとに紐解いていきたい。

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管理人:ゴリラ田
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ウルトラサラリーマン
社会の荒波に立ち向かうウルトラサラリーマン。ITスキルをつけるべく、Webサイトを始めてみた。安易とは言わないでほしい。
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