花婿目線で、結婚式を総括してみたNO.2婚約指輪って、そもそもなんすか編

■結婚する時って指輪何個いるんだ問題
…結婚する時、指輪は最終的に3個買うことになります。
婚約指輪 ×1個 + 結婚指輪(ペアリング)×2個=合計3個。
ちなみに、多分平均で合計50万円くらい。
※I-PRIMO調べ。高けぇ。
「さぁ結婚しよう!」と意気込んだ瞬間、まずこの金額がズドンと来ます。
結婚式って、金がかかる。そう、パン市場と同じ規模だからな。さて。
■まず婚約指輪ってなんだよ
…婚約指輪のルーツは、「結婚しましょう」という口約束を保証するためのアイテム。
要するに、“本気だぜ”という証明書。
「なんで男→女だけ渡すの?」
「時代錯誤じゃない?」
…と思うでしょ?俺も思った。が、そういうものなのです。
とはいえ今どきは、返礼文化もあり、指輪代の半額程度のものを男性にも贈るケースがあるそうです。
我が家は、**結婚式用スーツ(兼 普段でも着られるやつ)**を妻に買ってもらいました。
(…ちょっと話逸れるけど、結婚式って「不公平だな」って思って改善しようとすればするほど、逆にきっちり金を搾られる仕組みになってる気がする。
なので、“そういうもんでしょ”と気にしないのが一番安くつきます。どこに行っても、鈍感力って大事。)
◼︎どこで買えるの?
…買える場所としては、たとえば百貨店にあるカルティエやブルガリ的なブランド。
こういう大手は在庫が豊富で、その場でサイズ合わせしてすぐ買えることもあります。
ただ、ちょっと小さめのブランドだと受注生産になることが多く、納期は2週間〜1ヶ月くらい。
「プロポーズでパカしたい!(以下、プロパカ人)」って人は、逆算して準備を。
「顔合わせまでに間に合わせたい」って場合も同様。
…で、どこで買おうかって話ですが、無粋だけど普通にネットでリサーチしましょう。
男なんてだいたい、指輪ブランドの名前すら知らないんだから。

◼︎買おう!
さて、プロパカ人は基本的に1人で店頭に行くことになります。
彼女の指のサイズもわからず、戸惑うと思うけど、プロパカ道とはそういうもの。
一方、プロパカじゃない人は彼女と一緒に店に行くのがベター。
店員さんがその場でサイズを測ってくれるし、実際に見て着けて選ぶ方が絶対いいです。
できれば4〜5店舗は一緒に回ると良い。イベントとして楽しむべし。
◼︎支払いと配送
「支払い?配送?そんなの普通でしょ」と思うなかれ。
大手以外のブランドで買う場合、受注生産が基本。
そのため、基本的に後日受け取り or 配送になります。
私の場合、大阪在住のときに東京のブランドの指輪を買ったら、宅配ボックスに入ってたんですよ。
30万円近いブツがポーンと。びっくりだよ。
てっきり「貴重品扱いで来る」と思ってたのに。
しかもカード払いNGで銀行振込。
「このご時世に…!」と叫びたくなりました。
結婚式業界って、市場規模はでかいのに、小規模ブランドの集合体なので、
意外とシステムや支払いまわりが雑なこともあるんです。
この地味なストレスこそ、このブログでは伝えたい。
◼︎(補足)ダイヤモンドの大きさについて
「1カラットないと価値がない」とか、「色がDカラーじゃなきゃ」とか、
いろいろ言われますが……見た目が良ければ良くない?
正直、それらはまじで単なる販売トークでしかないだと思う。
もちろん、商売として否定はしません。私自身、デザインを売る仕事をしてますから。
でも、相手の無知に付け込んで、売価を釣り上げるという構造には、
ちょっと違和感がある。そういうだまし討ちには反対したい。これは強く言いたい。
→ 次は「結婚指輪」編に続きます!